讃岐うどんトリップ(1)
2008年11月16日 (日) 23:21 by 大阪サーファー
ばってい手術をしてから、しばらくのあいだ、サーフィンはオアズケということで、香川県中讃・西讃地方へ、うどんトリップに行って来た。今回は、キャンピングカーの旅・サーフィン・お遍路と並行ではなく、うどんオンリーでの旅である。いや、いつもの一人旅ではなく、地元民漂流号さんがご案内してくれるので、わかりにくいうどん店でも、心強い。
やまうちうどん
麺はS級、そして、店の見つけにくさもS級、香川県民でも断念する難易度。場所は山の中、裏は竹やぶ
管理人にとって、そもそも四国はサーフィンの島。骨折するまでは、毎週のように高知県東洋町の生見海岸に通っていた。そして四国は、弘法大師が歩いた島、今でも八十八カ所を歩いていると言われる。しかし、今回の旅で、四国は管理人にとって、うどんの島になった。
香川県に住むキャンピングカー仲間の漂流号さんが、SNSでうどん記事を時々アップする。それを見ていると、お遍路+うどんトリップの記憶がよみがえる。その記事には、管理人だけでなく、多くの人たちがコメント投稿して盛り上がり、次第にうどんオフ会をやろうという方向になった。アウトドアジュニアオーナーズクラブの関西支部長、そして中国・四国の暫定支部長としては、ここでまた一肌脱がねばならないところだが、管理人が見知らぬ土地で幹事をするのも難しいので、地元讃岐在住ということで漂流号さんに幹事をお願いし、下見をすることとなった。年初に一人で回ったお遍路+うどんトリップは道に迷ったり、場所が分からず断念したうどん屋さんもあったので、地元の案内があると心強いだろう、かなり期待である。
瀬戸大橋のETC割引を狙って
本州と四国を結ぶ有料道路は、JB(本州四国連絡高速道路株式会社)の管轄であり、NEXCO(西・中・東日本高速道路株式会社)が行う高速道路の各種ETC割引とは異なる独自路線であるため、今までほとんど割引がなかったが、ついに始まった。土日祝の昼間に流入/流出すれば、半額というものである。
それを狙うとなると、金曜の夜は四国上陸してインターチェンジを下りてはいけない。インターからの流出は、土曜日の朝9時以降でなければならない。四国を縦貫して太平洋に出なければならない週末サーファーにとっては、この割引利用はやや足止めになってしまうが、橋を渡ればすぐに香川県うどんエリアという「うどんトリップ」ならば、便利な割引の組み合わせになる。
そういうわけで、瀬戸大橋の途中でPキャンし、明日9時以降に出ようともくろんで、与島パーキングエリアでPキャンである。橋の照明が続く、不思議なパーキングエリア。
明日は早起きではなく、9時以降に出ればいいのだから気楽だ。うどんツアーのスタートが遅くなってしまうけどね。
駐車場がすごく広くて、Pキャン車両が少ないからすんごく寂しいところですが、地デジ、BS、エアエッジすべて受信OKです。
この与島は、パーキングエリア等の施設が半分を占めている、ちょっと変わった島です。
こんなパーキングエリア、よく住民が納得したな〜と思いますね。
まあ、そんなに大きな島ではなさそうなので、明日の朝、ちょっと自転車で走ってみようかなあなんて考える。・・・あ、自転車積んでるけど、まだ足痛いから、自転車ムリだわ。次来たときには、ぜひ、うろうろしてみよう。
翌朝
高架やループが見えるPキャン場所ってのは、こんな田舎では、なんだか変な感じだ。
今朝は、早朝に意外な音で目覚めた。
そう、電車の通過音「ガタンガタン・・・」ではなく「ゴオオ」瀬戸大橋は鉄道併用橋だったことを忘れていた。夜見上げれば、余部鉄橋みたいに銀河鉄道状態だったのだろう、気づかなかったわ。
第一駐車場へ移動する。島の中の移動だ。
パーキングエリアには、巨大なアンカーレイジがある
パーキングエリア自体が、橋をバックに撮影できるビューポイントである。巨大な駐車場もあり、Pキャン好適地だと思う。
釣り具をおろす人。船がなくても、気軽に瀬戸内の島で釣りができる、いいポイントなんだろうなあ。
上下線集約エリアなので、折り返しのUターンが可能なため、ここのパーキングエリアを出るときには、ETCの有無にかかわらず、検札を受けなければならない。 ETCカードも、車載器から抜いて渡さなければならないのが面倒だ。
そうそう、最近ETC化されました(;^_^A
橋は高い位置にある。狭い島なので、高低差をループで稼ぐ。
ジュニアには、厳しい坂を上る。
ここで間違えると、エラいことになる
北備讃瀬戸大橋・・・といっても、長大橋が続くので、区別はつかない、とにかく瀬戸大橋。
瀬戸大橋20周年らしいけど、こんなものを20年前に完成したとは思えない、当時はすごい技術と費用だったのだろう。通行料が高くてもしょうがない
あっという間に四国側のインターチェンジだ。
讃岐富士(飯野山)が見える。これからまわる中讃では、よく見える山だ。
早島ICから坂出ICまでの瀬戸中央自動車道の料金である。スバらしい! 宇高国道フェリーが現在割り引き期間中でも2900円なのだから。
↑この頃は千円ノリホじゃなかったので・・・
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ここで漂流号と合流、さっそくうどん店トリップスタートだ。どのようなロケーションかわからないし、案内してくれるということで、ジュニアは漂流家に置いて、漂流号で出かける。
ここで、讃岐うどん店のウンチクというか予備知識を。
店の区分
- 一般店
「店構え」があり、国道沿いで駐車場完備で、愛想の良い店員さんが「いらっしゃいませ」みたいな。お店の看板があるテーブルにつくと、水を持ってメニューを聞きに来て、うどんが出来上がったら持って来てくれる、いわゆる食堂と同じタイプ。香川県外のうどん店は、このタイプがほとんどだろうが、香川県では敬遠される。比較的お値段が高いから。 - 一般セルフ店
一般セルフも一応「店構え」はある。自分で料理を運ぶだけ。
まず「お盆」がある。お盆を持って並び、お盆をスライドさせながらレジまで進む、学食や社食タイプ。香川県では、このタイプが大半ではないだろうか。 - ディープセルフ店
このタイプは、店構えがない。民家の納屋や倉庫がそのまま店になった感じ。そして「お盆」がない。どんぶりは手で持って運びましょう。
「看板」がないか、目立たない手作り看板。探すとき、わかりにくいです。
しかし、このタイプに名店が多いんですよね。 - 製麺所型
業態はディープセルフ店に似ているが、小規模な製麺所の一角に、食べる場所がある。最近は新規出店がないから絶滅危惧種だ。 - その他(うどん店以外)
今回の取材では行けなかったけど、他業態と兼業しているところも珍しくなく、喫茶店にも、普通にうどんがあるらしい。
麺通団クラス認定
- 映画UDONや、本「恐るべきさぬきうどん」でご存知の方も多いだろう、讃岐うどんブーム火付け役の麺通団というのをご存知だろうか。その麺通団がスタンダード&プアーズみたいに、うどん店をS級、A級、B級、C級 に格付けを行っている。
- S級は800店はあると言われるさぬきうどん店の上位10店、超有名店揃いだから行列に並ばなければいけないので、合間にA級やB級を織り交ぜてまわると、効率的にうどん巡礼ができるのだ。AやBだって、県外とは比べ物にならないくらいうまいのだ。
うどんの種類
- うどん玉
ゆでたあと、水で締めてすだれの上に置いた状態のうどん。配合は異なるが、スーパーで売っている袋めんが、比較的近い状態。 時間が経過すると食感が落ちるので、回転の良い店・時間帯のほうがうまい。 - かけうどん
上記うどん玉を「てぼ」で湯通しして湯切りし、だし汁をかけたもの。このかけうどんに、いろいろなものを乗せて行く基本中の基本。 - 釜あげうどん
ゆでたばかりのうどんを、ゆで汁と一緒にそのまま出されるうどん。ゆでるまで10分以上かかるので、注文しても、すぐ出て来ないのが普通。つけ汁をつけて食べる。 - 湯だめうどん
上記うどん玉を湯通しし、そのお湯と一緒に出されるうどん。つけ汁をつけて食べる。釜あげとは違い、注文したら、すぐに出て来るのが特徴。 - ぶっかけうどん
つけ汁をかけて食うのが面倒になり、つけ汁を文字通りぶっかけたことがルーツ。
うどん用語
- てぼ(道具)
うどんをゆでるときに使う、ハンディタイプのザル。ラーメン屋でも使う、アレですね。 - 手打ち(工程)
手打ちは、足で踏んでこねたりすること。機械がこねるのを機械打ちという。出来上がった生地を切るのは別工程(下記) - 手切り(工程)
機械で切ると、均一な麺になるが、縮れ麺は手切りの特徴だと思う。手打ちでも機械切りだと、均一な麺になる。ただし、手切り包丁と言う、均一に手切りできる包丁もあるので、一概には言えないが。
だいたいこれくらいのことを、今回のうどんトリップで覚えましたので、文中で使うと思いますが、ご勘弁を。
ウンチクはこんなところで。では、行ってみよう。
■坂出 山下うどん
郵便局集配職員休息所?
まずは、坂出インターから近いところにある、坂出山下うどんから。山下うどんは、坂出以外(善通寺とか)にもあるので、特に区別して坂出の文字を冠するらしい。
讃岐うどん店、特にディープでうまい店は、大通りには面していない。山下うどんもこのような、川べりの道を進まなければならないが、まだマシなほうか?
何も書いていないけど、山下うどんの駐車場らしい。木の枝がジャマだけど、ジュニアが駐車可能な場所もありますね。奥に見えるうどんの幟(のぼり)が目安になるくらい?
こんな小さい看板しかないんだから、見落としそうです。この看板、こっち側からは見えるけど、 向こう側から来た車には、見えなくて通り過ぎてしまいそうです。この看板以外は、ただの民家なんですよ。
民家の駐車場を抜けると、自販機が見える、そこがお店。ここから見ても、うどん屋には見えませんね。
ここには看板らしいものがある、一応お店の体(てい)は、なしている。
このかまぼこ板みたいな看板がなかったら、まだうどん屋には見えないけどね。
中に入ってみましょう。
まだ10時30分くらいだが、観光客っぽくない、地元の人が先客に多くいる。
おおっ、釜でうどんをゆでている! 管理人も燃えてきた。
テーブルには生姜とおろし金が、勝手におろして食えと言わんばかりに放置してあります。ディープ系セルフ店では、これが普通です。
うーん、いい感じの厨房
黒い煤が、歴史を感じます
右に半分見えるばーちゃんは、天ぷらを揚げています。
この充実ぶり! どやさ
たくさんのうどん玉が見えますね。とりあえず、基本中の基本「かけうどん」を。
おあげが大きいです。これでも二つ折り。
のどごしの良い麺でした。いきなりうまかった。
店の外の庭に、なんかいるぞ
ネコが
完全に民家です
出入り口の左に、犬の登録シールと(←犬もいてるんかい!) 「郵便局集配職員休息所」の文字が見えますか? クリックすると、別ウインドウで開きます。
郵便配達員の方は、配達途中のお昼に、事務所には戻って昼食をとれない場合があるようです。 だからと言って、街中の食堂に入るのは、勤務中は御法度というか、業務をサボっていることになるらしく、この「郵便局集配職員休息所」だけが昼食をとってよい場所なんだそうです。
まだ10時台だからお客さんは少ないほうだけど、12時を回ると、ここに赤い配達バイクが並ぶそうです。
石器時代の石のお金かと思ったわ。これ、石うすですよね。きっと昔は、これで小麦を挽いてたんだな〜。
トイレも渋い、坂出山下うどんでした。
■がもう
いつかは並んで食べてみたい
先ほどの、坂出山下うどんに程近い、言わずと知れたドS級店。ここは、道が狭いことで有名だ。脱輪必至のコーナーがある。
曲がってすぐの道。曲がってしまえば、何とか一車線分はある。
奥の駐車場に止まる車は、みなこの脱輪コーナーをクリアしたのだ。
行列がすごい。
外で食うのは当たり前?
今日はたくさん店を回りたいので、ここはパスすることにします。
反対側の道も、やっぱり一車線。このあと対向車が数台来て大変だった。軽キャンパーじゃなかったら、どうなっていたことか。ジュニアはかなり運転がうまくないと、ムリかも。カムロードベースは絶対ムリでしょう。Google Map
道が細い、がもうでした。
■番屋本店
製麺製造販売を行う「サンヨーフーズ」が、アンテナショップとして経営するうどん店。
周囲には、サンヨーフーズの配送センター、工場、倉庫群がある。
工場の駐車場にも停められる。
店に入ってみましょう。
今までに比べると、外観はディープさが無く、こぎれいなお店だ。
お盆のある、一般セルフだ。お盆がないセルフに比べると、ディープさは控え目
厨房内は忙しそう
茹で上がったうどんを、大量の水で締めている
水で締めたうどんをすくって、うどん玉に。
薬味コーナーで、ねぎ、しょうが、天かす等をお好みで。入れすぎ注意ね。
うほっ、うまそ〜。これから何軒もまわるツアーなのに、ちくわを入れてしまった。お腹に響くよ〜?
■めん吉
綾川沿いを走っていると、登場。
左に目をやると、別のうどん店も見える。漂流さんに聞いてみると、いずれもA〜Bクラスとのこと、お腹がいっぱいになってしまったので、パスね。
ちょっと休憩、瀬戸大橋ですね。
■讃岐うどん群いはら
うどんロボ「ふみちゃん」と出逢った〜
ここには、讃岐うどんを打つ際に、踏む作業をするロボット「ふみちゃん」が唯一現存しているお店。
25年間踏み続けたらしい。うどん踏みロボットだから足の部分が重要なのだろう。上半身はマネキンで今風の顔立ちである。
貼り出されている、2005年4月13日発行の新聞によると、絶妙な踏み加減で、生地の空気が抜けて行くらしい。うどんを踏むのは本当に重労働らしくて、当時76才の店主(今は79才!)が、ふみちゃんがいなかったら、お店は続けられなかったと言っている。
朝4時から6時の間に、150〜200食分のうどんを打っているらしい。打っているところを見たいけど管理人にはムリだな〜。
■おか泉
時間を気にせず行けるS級店
ここは超有名S級店
夕方なので、あっさり店前に停められたが、昼時は裏の駐車場にとめて、その駐車場から店まで行列が続くらしい。
まあ、とりあえず入ってみましょう。この時間なので、並ばず食えそうです。
夕方16時に、こんなに混んでいるうどん屋が、香川県外にはあるのでしょうか。
おすすめは、隣のテーブルの方が食べている、名物冷天おろし。巨大なエビ天がここの名物だ。
来た来た!
これはぶっかけ
これは肉ぶっかけ
肉やエビ天ばかり強調して来たが、やはり麺が気になるところ。
この透明に輝くキレのいい麺、写真でもわかりますよね? 口に入れると、歯ごたえが! 鋭いエッジで口の中をケガするかと思いました。
ウマいうどんだからこそ、このような具もさらにその食感を引き立ててくれるのですね。ごちそうさまでした。
さあ、もう日が暮れてきましたので、急いで次の店へ急ぎましょう。
■なかむらうどん
下見チェック
ここも超S級店。
売り切れ閉店はわかっていたのですが、通り掛かったところでもあり、明日の下見取材のため、 立ち寄ってみる。
テーブルが、ケーブルを巻くロール?
なるほど、テーブルとして問題はないな
満車の看板が置かれている。明日はこの看板が出る前に、駆けつけたいなあ。
さ、次いこか
■小懸家(おがたや)
元祖しょうゆうどん
またまたS級。こんなに薄暗くなっても営業していると言う、貴重なS級店である。
ここは、しょうゆうどんを元祖と主張している。かけうどんが基本だが、おすすめのしょうゆうどんに行ってみましょう。
すぐに巨大な大根とおろし金が出て来た。季節によっては大根おろしを入れすぎるとカラくなるので、でかい大根が出て来ても、入れる量は、ほどほどに。
うどんにすだちが乗って出て来た。
表面ツルツル、口を切りそうなくらいの鋭いエッジのある麺です。
まずはそこへ大根おろしを適度に乗せて・・・
すだちをかけます。今はすだちの季節なので生です。
これも多すぎると酸っぱくなるので、適当なところで止めておきます。物足りなければあとで絞ればいいんですからね。
この段階で、軽く混ぜてみます。
最後にほんの少しだけしょうゆを・・・って、こりゃ絶対うまいやろ〜っ! このまま顔をうずめてハグハグしたい〜(←ちがうって)
味見をしながら少しずつ追加して行くのがコツだそうです。薄味のほうが、麺が引き立ちますよね。このしょうゆうどんは、大根の辛み、すだちの酸味、生醤油が、コシのある麺を引き立てます。大根等の水分も手伝って、じゅるぅうううう・・・あっというまに流れて胃の中に落ちて行く。まさにうどんは別腹。おかわりすればよかったかな〜
初日はここまで。明日はなかむらうどんリベンジだ!
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翌朝 、うどん屋の朝も早いので、ムリヤリ早起きする。
眠い目をこすりつつ、漂流号さんにいただいた柿をかじりながら、出発準備。朝食は食べない、もちろん朝食はうどんだから。
■なかむらうどん
今は難所ではなくなったけど・・・
以前は、県外客は、迷う確率が高く、そして普通車で来るとクルマを必ずぶつけると言われていた。 しかし、店の裏側の土器川沿いに県道ができてからは、アクセスしやすくなった。ジュニアでも大丈夫だ。写真は、川沿いの駐車場から撮影。
ん? まだ開店時間前なのに、この込み具合?
まだ少ないほうかな? 後ろに並びます。前のグループは、土佐弁(高知県)丸出しです。朝4時に起きて出発して来たんだそうな、ここが今日の第一店目だって。
やっと開店したみたい、うどんを持ったお客さんが少しずつ出てきます。
いいな〜、昨夜は18時頃の小懸家が最後のうどんっつーか最後のメシ、そして今朝の朝食は柿だけなので、おなかがすいている
このやろ〜うまそうに食いやがって。奪い取ってやろうかと思ったが、オトナなのでじっとガマンする(←この発想の時点でオトナじゃない) 肌寒くなってきたので、温かいうどんはうまいだろうな。
行列が少しずつ短くなり、お店が近づいて来た。いや、管理人が前に進んでいるだけで、行列後方は伸びて来ているな。
食器返却口はここ、そして右奥にあるステンレスで筒状のものは、うどんだし。
温かいだしと冷たいだしだ。だいたいの仕組みは今のうちに予習しておこう。
寒い中を待っていると、ちょっとトイレに行きたくなった。 見回してみると・・・
ナニナニ? 黄色いロープ?
たどってみると、遥か遠く、店の裏まで続いていた。
きっと、すごく忙しい時間帯に、お客さんに何度も尋ねられて、説明が大変だったことから考え出されたのだろう。ロープで案内する発想が面白い。
なかむらうどん グランドメニュー
大きさ(玉数)別の価格しか書いてありません。かけうどんも 釜玉(かまたま)も同一価格です。改めて見ると、やっぱり安いな〜。
釜玉のコメント「多少時間がかかる場合があります」
水で締めてうどん玉にして置いておくものは、すぐに湯通しして出すことができますが、釜あげはゆでたてを出さなければなりませんから、茹で上がるまで待つ必要があるんですね。こんなに混んでいたら、恐らくほとんど待たずに釜あげが食えるんでしょうが・・・。
お店に入ることができました。まだまだ待たなければなりませんが。
手前が水洗いしてうどんを締める人、奥の白い服の人は茹でる人ですね。
▽薬味+揚げ物コーナー
揚げ物も、うまそ〜(@ ̄¬ ̄@)ジュルリ♪
洗ったうどんを玉にして、並べて行っています。
「お兄さん何にされますか?」「釜玉!」これだけ客の回転がいいから、待たずに釜あげが食えるでしょう。
どんぶりを渡されて「あちらで卵を割って待っていてくださいね」
かけうどんの方々とは別の順路に進みます。
平日はここが食べる場所らしいけど、休日はたまごコーナーに。
うまそうな卵です
黄身が固い、箸で突いても簡単には割れない新鮮だ
うひょ〜、ここに、なかむらの釜あげを入れて食べれるんですね! ヨダレも混ぜてしまいそうです。
いよいよゆで上がったようです。たまごの入ったどんぶりを持った人たちが順番に、釜から直接どんぶりに麺を入れてもらいます。 生醤油は一回転サラっと入れるだけと一声かけられる。ここの釜玉用しょうゆはだし入りで色が薄い目なので、かけうどんのように、麺がひたひたまでかけた人がいるらしい。しかし、釜玉のダシはあとでも入れられるので、ここではかけません!
そのまま薬味コーナーに移動してねぎを乗せ、会計を済ませて、急げ〜! 何故急ぐのかと言うと、茹で上がってドンブリに麺を入れてもらったら、すぐにかきまぜなければならない、麺温が下がると半熟にならないからです。特に冬は要注意。たまごかけご飯と同じことなんですね。
Ψ(`◇´)Ψウヒョヒョヒョ 待ってました! 釜玉ちゃんカモーン ! 急いでかき混ぜたので、かき混ぜる前の写真は撮り忘れ。この半熟具合、日本のカルボナーラです。
釜あげだから? 麺に極端なコシはないけれど、噛めばちゃんとコシがある。
釜あげだから? 麺の表面が柔らかく、たまごのヌルヌルも手伝って、口に入れるとうなぎのように、のどに向かってヌルッと口の中を進む。「あじゃ? 口の中のどこへ行った?」って感じ。(゚O゚;あっ、キーボードにヨダレが
しばらく恍惚状態でした。もっと大きいサイズにしておけば良かったかな〜
食器を返却して、ごちそうさまでした!
これはきっと、映画UDONの撮影中に使われたもの? ここも舞台になっていましたね。
行列がさらに長くなっているようです。ごちそうさま!
待ち時間看板を裏側から。まだ20分待ちくらいですかね。
20分は当たりだけど、満車でした。
うーん、確かに満車かも。そうそう、手前のねぎ畑は、今となってはレジェンドとなった「ねぎが無くなったら裏の畑に取りに行って! 」の、ねぎ畑です。さすがにこんなにお客さんが殺到すると、この程度のねぎ量では足りないから、仕入れているみたいですけどね。たまに「ねぎを穫らせてください!」と懇願するお客さんがいるらしい。
朝一番から大満足のなかむらうどんでした! (通販もやっていますよ)
■宮武うどん(閉店)
S字級?ねじれうどん
ここは、多くのS級店の弟子を輩出して来た、宮武ファミリー総本山。
駐車場は意外と混んでいなかった。
しかし、お店に向かって歩く人は多数
駐車場に帰って行く人も多数
右手に見える民家が、宮武うどん店。駐車場から100メートルほど歩きます。
お店に入ると、いきなり揚げ物がお出迎え。どこのうどん店も、揚げ物が充実してる。あとで行くやまうちと同じ、有名な天ぷら屋から卸している。
写真が小さいけど、中央やや左にいる、白い帽子の人が、カリスマ宮武さんだ。やまうちなどの宮武ファミリーの総帥だ。笑顔でうどんを打っている。
ここで注文してから、座るシステムだ。セルフではなく、運んでくれる。
ここ宮武では、注文方法というか、温度指定方法が他店とは異なるが、慣れればわかりやすい。
- あつあつ=ゆがいた麺に、熱いだし汁
→これが普通のかけうどんやね。 - あつひや=ゆがいた麺に、冷たいだし汁
→? 食べてみない想像つかないな〜。熱くないから、猫舌や急ぎ食い向き? - ひやあつ=冷たいうどん玉に、熱いダシ汁
→ちょっとだし汁がぬるくなるけど、麺のコシ重視。他店では「そのまま」と言うことがある。これも猫舌や早食いさんにもオススメです。 - ひやひや=冷たい麺に、冷たいだし汁
→麺のコシがあり、汁も冷たい冷麺的な夏専用?
このように、四種に別れていて、またこのような呼び方をするのは、宮武・・・いや、お弟子さんを含めた宮武ファミリーだけらしい。しかし、あつあつとひやひや以外は生ぬるい訳で、そんな温度帯の食べ方は、讃岐うどんの他にはないんじゃないかな?
席で待っていると、出て来た!
ご対面である
このメビウスのようなねじれ、縮れがわかりますよね?
そうそう、おろしがねとショウガがいつものように、テーブル上にあります。いつものように入れて、いただきます!
だし汁の味は、ちょっと濃いめかな?
代金後払いです、ごちそうさま! カリスマが皿の上に見えますね
やまうちうどん
見つけただけで嬉しい、味もロケーションもS級店
ここは二回チャレンジしたが、見つけることができなかった。香川県民でも、あきらめてしまう人がいるらしい。それくらい、わかりにくいロケーションである。国道から県道に入り、この県道のどこで曲がればやまうちなのか? 踏切があり、看板が見えるとは聞いていたが・・・
わざとらしい演出はやめて、この先のタクシーが曲がっているところが正解なのだが・・・
白いクルマのテールあたりに、小さい看板が・・・こりゃわからんわなあ
ヽ( ̄ー ̄*)ノおてあげだ。
実は、地元漂流号も通り過ぎてしまいそうになり、急ブレーキ急ハンドルで曲がった。
この看板を見つければこっちのもの・・・というわけではない。この細道を進んでいると、また分岐があるのだ。
こんな小さい看板があるが、直進なのか左折なのか、一目見ただけではわからない。動物的感覚(猪突猛進)で直進しようとしたところ・・・
うっすらと、左向きの矢印が・・・通り過ぎてしまった。
引き返して無事到着しました!
香川ナンバー車でさえ迷ってしまうロケーションでした。後日行った谷川米穀店は山深いけれど国道沿いです。ここは本当に難しい場所ですね。場所が難しいだけで、道路自体はジュニアでも大丈夫です。
広い駐車場ですね。しかし、民家の玄関って感じです。
道は最近拡幅されたそうです。
雨が降っているからなのか、お客さんは比較的少なめです。
どやさ! この店構え!
看板とのれんがなかったら、煙突のある町工場?
何か売っていますね。あまーいみかん、なるほどその下の丸いものは
丸いけどゴルフボール!
ヘ(__ヘ)☆\(^^;ナンデヤネン
店内は混んでいますね。
早く食いたいですが、セルフなので並んで待ちます
手切りの包丁が見えますね。
ちょっとかっぷくのあるおじさんが、手切り包丁で切っています。
トントントン・・・と、手切り包丁の音が、店内に響きます。
揚げ物も充実しています。宮武と同じ揚げ物屋さんらしい。だったらゲソがウマいはず。
やっと目の前に、やまうちのうどんが・・・。
うーん、このレイアウト、アングルも絵になるな〜
さっそく食うで〜!
このキレた感じ、どうですか? さすが手切りですね。食べている間も、手切り包丁の音が店内に響いていました。
手切りしていたおじさん、今度はうどんをゆでていました。
ごちそうさま!
食後に店のまわりをチェック
あ、おっちゃんが出て来た。薪を運んでいる
そうそう、ここはやっぱりかまどに薪をくべて、うどんをゆでています。他のうどん店でも、かまどを見かけたな。かまどでゆでるのは、うまさの秘密の一つかも知れない。
ここは16時まで営業、日曜も営業している、S級うどん巡りにはありがたいお店です。昼食時間を外して、ぜひどうぞ。わかりにくいやまうちうどんでした。地図
西内花月堂
うどんもスイーツも別腹
まんのう町エリアには、アホなねーちゃんが喜びそうなスイーツ店が点在しています。女子供がブツクサ言い始めたら、連れて来てはいかがでしょうか。
・・・と、言いながら、取材のつもりが、おっちゃんも ついつい行ってしまった。
西内花月堂 リンク 地図 ←長田うどん、おがたやの近くです。
ジャンボうどん高木
2杯食い逃げOK
ここは取材だけ。昼下がりなので営業していなかった。
2杯食い逃げOK・・・つまり、釜あげ4玉を2杯=8玉食えたら無料ということらしい。うどんツアー向けではないが、大食い系の方はぜひ!
カラオケうどん大八
有り得ない組み合わせ
香川県じゃないと有り得ない組み合わせのうどん店である。カラオケ店で、うまいうどんが食えるのは、いいかも知れない。
大釜うどん
麺類をゆでる基本は、おおきな釜
大釜が目印。大型車用タイヤと同じ直径サイズというのがすごい。
人間と並べるとこんな感じ
麺類は大きな鍋でゆでるのは鉄則ですが、子供は溺れてしまいそうな大きさです。ジュニアの清水タンクと同じくらいか?
長田in香の香 (ながた-いん-かのか)
釜あげなのに、コシがある!
広い駐車場、ジュニアも大丈夫
観光バスがやってきた。Sクラスなので人気があるのは当然か
76番金蔵寺まで歩ける近さなので、お遍路さんもやってくる
店に入ってみましょう
昼下がりの変な時間帯に、混んでいる
ここの名物は釜あげ。だしは一人一つずつお願いしますとの張り紙がある。バカップルの女のほうが、うどん屋はしごでそろそろ食えなくなり、男が大盛りにして女が味見するというケースが増えて、食わない客で席がいっぱいになってしまうからだそうな。このような張り紙は、有名うどん店ではよく見かけます。
ここは、前払いするシステム。そばちょこを受け取って席につき、釜あげができるのを待つ
席には、一式が揃っている。ねぎ、しょうがは、讃岐うどん店の基本ですね
熱い釜揚げに冷たいダシ。右に見えるのは、ゆず汁
トックリには熱いダシが入っています。
握り手はVAケーブルですねえ。
そばちょこに、お好みのダシと、ゴマスリ入れて準備です。まもなく、右にある15番の札が呼ばれます。
ゆで上がってきました。
見ての通りモチモチ、しかし、釜あげだから、水しめしていないのに、 コシがありました。
麺だけでなく、いりこのだしが、香りも味もよかった。さすが、長田ファミリーである。
おかむらうどん
遅い時間でも、ゆで置きなし
うどん店物色のため、あてもなく走っていた。しかし16時と言う遅い時間、道路沿いの店は、どこも店を閉めていた。そこへパトライトを発見!
有名店ではないけれど、うどんを食いたいので、恐れずに入ってみましょう
一般店タイプですね〜
メニューはいろいろあるようです、値段はセルフ並み
店の大将が「今から茹でるから、20分ほどかかるよ!」
・・・ということは、釜あげ状態なのだ。
迷わず「釜あげ大」に。
20分後にやってきた。たまごを半熟にするために、急いでかきまぜたので、混ぜる前の写真を撮り忘れ
切れ上がったいい麺です
飛び込みで入った割には、ちゃんとした釜揚げをいただくことができて、うまかった。釜たまにかける醤油が、だしじょうゆではなく、濃い口醤油だったので、たまごかけごはんみたいでした。
今週のうどんツアーは、これにて終了。
さぬきうどんが人気出るのもうなずける旅でした。しかし、まだまだ多くの店があります。
そういうわけで、来週もさぬきうどんです。

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