讃岐うどんトリップ(2)
2008年11月23日 (日) 20:10 by 大阪サーファー
前回のうどんトリップで、すっかりハマってしまったさぬきうどん。大阪に帰って来てから3日ほどすぎると、禁断症状が現れて来た。仕事中などに、うどんをごっくん飲みたくなる衝動、いりこだしスープを飲み干したくなる衝動にかられるのだ。
そういうわけで、前回からわずか一週間しか経っていないが、手術後の足が、まだサーフィンできる状態ではないので、うどんトリップに出かけた。
前夜の金曜日は少し仕事が遅くなり、会社近くに止めていたジュニアで大阪から山陽道で岡山へ直行、深夜割引ゲットである。さらに瀬戸中央自動車道に乗り、瀬戸大橋手前の「鴻ノ池サービスエリア」でPキャンした。
瀬戸大橋の橋脚が見えて来た
めがね状のトンネル
めがねトンネルを超えると、瀬戸大橋である
長い橋が続く。岡山から香川まで、ずっと橋や高架なのだから、瀬戸大橋はすごい。
暗いうちに半分走って途中の与島で泊まるよりも、瀬戸大橋を端から端まで完走できてよかった。もちろんETCで半額。
この公園を、県外ではフリーザにやられた公園みたいな誤読をしているのを耳にする。実はかつての管理人も、そう読んでいた、間違いだろうなあとは思いながら。
この付近にもうどん店は多いのだが、寝坊して香川県入りしたのが昼時だったので、うどん店めぐりはこの時間帯をあきらめて、そのまま高松市内の知人が脱サラして始めたたこ焼き店へ
高松商業高校の近くだ
なかなかサマになっている。
味見のためにモダン焼きをいただく。これからうどん食べまくり前なのだが、気にしない気にしない。
食べながら、なんでうどん屋じゃなくてたこ焼き屋なのか、聞いてみた。レベルが高すぎるので、今さら技術力を上げるのは難しいこと、そしてうどんを打つ体力が必要だからなんだそうな。 うどんロボ「ふみちゃん」があれば・・・
なかなか丁寧な作りである。このたこ焼きはお土産にということで、いただいた。ジュニアのレンジでチンしてもいいが、冷えたままでもええとのこと、味には自信があるのだろう。
では、うどんトリップ再開だ。
もり家
巨大二つ折りかき揚げ
いきなり看板で、かき揚げがはみ出ている。
高松市内から、国道193号で高松空港方面へ、やや山方向(南の徳島方向)に進み、県道に折れた郊外にある。
このポスターは、香川県内ではよく見かける。
このお店は、いわゆる一般店。そう、席に座っていれば、注文を聞いてくれて、料理は店員さんが持って来てくれる。
大きなかき揚げが出てくるのに、天かすもたっぷり置いてあった
午後3時前なのに、混んでいるのが普通な、讃岐のうどん屋の光景
むむっ、来たな〜。
冷しうどんは歯ごたえがあるし、かき揚げはサクサクです。でかいので、カレーとライスみたいに、バランスよく食べないと、かき揚げが余ってしまいます。写真は、かきあげうどん大550円。このかき揚げ、山下うどんのあげみたいに、半分に折ってあります。大きな天ぷら鍋で揚げて、半分に折ったのでしょう。
どんぶりに納まっているように見えるのは、うどんが2玉でどんぶりがでかいから。うどん1玉だったら、6つ上の店の看板の写真のように、はみ出てしまいます。比較するタバコでも置けばよかったかも。
やっと半分食べました ε〜( ̄、 ̄;)ゞフー うどん屋巡りツアー向きではないかも知れませんが、営業時間が遅いので、午後の部や夜の部のスタートにいかがでしょうか?
かき揚げと一緒にうまい讃岐うどんが食えるので、満足度は高い、もり家でした。
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このあと、やっぱりお腹がいっぱい、次の見せに行く気力が失せてしまい、道の駅休憩。
うどん会館というらしい、さすが讃岐、もう食えないけど。
ちなみに、ジュニアの窓に心霊写真が写っています。発見者はマイミクのあめぞーさん。これをオカルト好きは、うどんが食えずに行き倒れたお遍路さんとでも言うのだろうか。誰かに似てる?
発電機の運転時間が70時間を超えていたので、お腹減らしに発電機のオイル交換をする。
管理人のジュニアには、水割り用のチャック袋が大量に残っているので、そこへ廃油を入れる。 あとは天ぷら油と同じ要領で、古新聞をちぎって入れれば、廃油処理はオシマイ。
いきなり巨大かき揚げ攻撃、そしてそれを迎え撃つため、麺も大にしてしまい、かなり胃にガツンと来ました。オイル交換をしたあと、猛烈な睡魔に襲われ、まだお腹いっぱいなので、少し休憩しよう。近くにあるおがたやが18時までなので、寝坊厳禁!
しかし、結局ダウンしたまま爆睡し、地元案内人・・・(-人-)ごめん)の漂流さんのメールで起こされました。目を開けると真っ暗、冬の夕日はつるべ落としだ。おがたやも、おか泉も手遅れ・・・。
気を取り直して、ハイゼットさんと次のうどん屋にGO! しかし、夜7時を過ぎると、ほとんどのうどん屋が閉店していて、探すのに難儀する。
( ̄0 ̄;アッ 営業してる!
ほんまや! そこ行こ!
いらっしゃいませ〜!
メニューはどこ?
「醤油ラーメン」「みそラーメン」 ・・・
見つめる2人。そう、入ったお店はラーメン屋だった。
讃岐うどん屋は信号機より多いと言われるが、讃岐にもラーメン屋だってあるのだ。まあ、美味しかったけどね。やっぱりいりこダシが効いていました。
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翌朝
意外と早起き、朝7時に出発。目指すは、朝7時から営業しているディープセルフ店へ向かいます。
池内うどん
県道沿いなのに到達難易度S級、民家がそのままうどん屋。
いきなり正面からの写真である。
この看板以外に、うどん屋を示すものは何もない。しかも、看板面は道路に対して向いているため、運転手にとっては、一瞬しか見えない。
運転手の視点で見ると、こんな感じ。 これでは見つけにくいわなあ・・・。
では、さっそく朝うどん!
やられた・・・
讃岐うどん店の、ガイドブック等に記載されている、営業時間や営業日を信用してはいけない。 特に信用してはいけない項目は・・・
- 営業「終了」時間
麺なくなり次第終了と書いてある場合が多い。閉店時間は見込めない。麺無くなり次第と書いていなくても、営業終了時間ギリギリまでやっているお店は皆無と言っていいだろう、何度かヤられた。2時間くらいサバをよんでおけば大丈夫かも? - 土日の臨時休業(定休日が土日以外のお店)
讃岐うどんは、地元で平日仕事でのお昼ご飯や、仕事の合間のおやつ代わりとして食されて来た。だから、日曜日に営業しないお店も珍しくない。しかし、土日には誰もが休みたいもの。だから、土日に突然の臨時休業が充分有り得る。これも、何度かヤられた。
クヤシいので、中をのぞいてみる。
民家の香りがプンプン。民芸居酒屋風どころではない、民家そのまんま。
この土間で座って食うのだろうか。
営業しているときには朝早い、ぜひ行ってみたい、池内うどんでした。
田村神社日曜市
由緒ある神社の境内に、うどんと出逢った
田村神社は、高松市内の四国第83番一宮寺の近くにある。
赤い鳥居を抜けて行く。
うどんを食いに行くとは思えないシチュエーション
ここ田村神社は、日曜日に朝市をやっている。 近所の農家の持ち寄った農産物を売り始めたのが起源で、うどんも売っているということらしい。人が集まるところには、うどんがあるということ。
腹一杯での参拝は失礼なので、食べる前に手を清めてから、ご神体に参拝しておきます。この神社は、近所では交通安全と安産で有名らしい。
うどんコーナーはどこ?
お守り授与所の裏にあるらしい。
鳥居の横、境内に立つ建物がありますが、うどん屋には見えません。
よく見ると、奥はうどん屋さんっぽい雰囲気が見える
やってます。スタッフの人たちは、みんな近所のみなさんだそうです。
ここは、入口で食券を買う方式です。ずっと100円だったけど、小麦価格高騰で最近150円に上がったらしい。
うどん玉がどんぶりに。左の2列のどんぶりには、そばが並んでいます。でもやっぱり、うどんが多いです。手前のどんぶりには、あげだまが取り放題。しかし、他のうどん店にあった、オプションの揚げ物がありません。
ありました! 別のコーナーで現金払いです。これまたいい感じのおばあちゃんが売っています。
50円とは、激安です。右のトレイの奥側には、やっぱりありますね、半熟たまごの天ぷらが。
今日は、まだまだ多くのうどん店をまわるので、揚げ物は取材だけにしておきます。
朝8時前ですが、食べている人が意外と多いです。朝市(日曜市)が始まる朝6時からやっているらしい。
製麺所からゆでたうどん玉を仕入れたものなので、時間が経過している分若干が落ちますが、それでも150円のうどんとは思えない、歯ごたえといりこだし味です。
食べるだけでなく、うどん玉を持って帰る人もいるくらいですから。ポリ袋にうどん玉が入っています。
うどんを食べ終えて外に出ると、やっぱり神社でした。
彦江製麺所
絶滅危惧種の製麺所型うどん店。
何の写真?とお思いでしょうが、単なる路地、いや、路地の奥にある細い細い路地だ。この狭い路地にある、この建物が、なんと彦江製麺所 3(-_^)エッ?
このクルマが配達や営業で出かけていたら、ここを探すのは至難の業だろう。香川県民でさえ、迷うらしい。
ここが入口
こんな手書きの営業案内が小さく貼ってあるだけなのだから、店には見えない。本当に製麺所が食わせてくれているというイメージそのまんまである。
真ん中に、うどんを洗うオバちゃん。右に、うどんをゆでるマスター。左下に、ダシの鍋が見える。
実はここは撮影禁止。このあと、おばちゃんに注意された。よくみると、マスターがこっちを見ている。 そういうわけで、ここから写真はありません。
基本的に(←誰の口癖?)製麺所型店はセルフである。ここ彦江製麺所は、セルフのレベルが違う。ゆでる以外はセルフと思っていただいて、ほとんど問題はない。
- 食器
流しの横に積み上げられているどんぶりの山から、いきなりどんぶりを手に取る。この時点で、引いてしまう。 - うどんをゲット
洗っているオバちゃんに、欲しい量を伝えて、うどんを入れてもらう。小は1玉・・・おばちゃんの手でひと掴みという計量方法である。計量法に基づく計量器になるのだろうか? オバちゃんの手は、取引の根拠となる計量器なのだ。 - うどんを湯通し
ここで、うどんを湯通しする道具「てぼ」が登場する。「みそこし」や「天かすすくい」ような形をしている。ラーメンをゆでるときにも使っているものなので、ご理解いただけると思う。上の写真のマスターがうどんをゆでている場所にあるゆで麺器に「てぼ」を突っ込んで、湯通しするのだ。ゆでているうどんを「てぼ」で押しのけて、ゆでるのも、違和感を覚える。浸す時間、持ち上げて湯切りするテクニックは、本人次第なのだ。 - ダシをいれる
ダシは、給茶器みたいなタンクか鍋に入っているものを、セルフで入れる。朝一番だったからなのか、ガスコンロに乗った鍋から、お玉ですくって丼に注いだ。 - ねぎ、しょうが、サイドメニュー
どんぶりを持って食べるコーナーへ移動すると、ネギ・ショウガ・サイドメニューが並んでいるので入れる。
出来上がり! いただきます。写真は大(二玉)とおあげ(オプション)です。
やや色身がかかった、しっかりした鋭い麺、だけど、のどごしがいい。そして何よりも特筆すべき点は、いりこだしのダシ汁。香りと風味が強くてうまい、最後まで飲み干してしまった。
食後の支払いはなんと自己申告(←香川県では珍しくない)という、性善説に基づく顧客との信頼関係がステキな、セルフの王道を行く彦江製麺所でした。
てっちゃんうどん
田んぼの中にうどん店
こんな田んぼの中に、店がある。
ジュニアにはちょっと厳しい駐車場。あ、もちろん奥のほうに直接入れば大丈夫です。
セルフシステムの説明
オプションの揚げ物が充実しています。特に朝一番なので、たくさん揃っています。これだけあると、うっかり取ってしまいますね。
またまた大(2玉)オーダーしてしまいました。ここのダシは、いりこではなくてかつお昆布だしでした。
日の出製麺所
讃岐で一番営業時間が短いお店
ここは味もさることながら、営業時間が讃岐で一番「短い」のだ。11:30-12:30なのだから、客数も限られる。
攻略の秘訣は、開店前に並んでおけってところでしょうか。
かなり並んでいて、ちょっと出遅れた感じ。さっきのてっちゃんの2玉が、まだ効いています。朝から田村神社1玉、彦江2玉だから、もう5玉食ってる。うっぷ
行列が駐車場まで伸びています。後ろに並びます。これだけ行列が伸びていたら、並んでる間にお腹がすいて来るでしょう、きっと
しばらく待っていると、やたら美人なお姉さんが、オーダーをとりに来ました。しかしこのお姉さん、うどん屋のお姉さんには有り得ない、外人風の美人です。年とったスザンヌがキャリアウーマンだったら?って感じ。
そんなことを考えながら並んでいたら、店の前まで来ました。
ガラス越しに撮影。狭そうなお店です。
やがて、通された場所は、会議用テーブルが並んだ倉庫だった。
さっそくかけうどん2玉がやってきた。まだお昼なのに、これで本日7玉目。奥に見えるのは、1玉、これが普通ね。
このツヤ、そしてキレの良さ、どやさ! 輝いています。
かけだしは、ポットの中に。
ねぎは、チョキチョキです。手で持つところを、ラップくるんでいるのが、いい感じ。 短くなって来たら、ラップを少しずつはがしていきます。
完成です。
いただきます!
このあと、お会計は座ったままで行います。
「300円です」ツレが 払います。
そのあと、管理人も値段を告げられるのかと思って待っていたら、何も言われない。店員は去って行く。
そう、2人で300円なのだ。1玉100円、2玉200円! 営業時間・味・値段すべてサプライズの恐るべき日の出製麺所でした。日曜休みなのでご注意!
池上製麺所
ご存知るみばあちゃんのうどん
超人気店であるが、 以前は高松市の中心地にあり駐車場が無かったため、路上駐車が激しくなり、ここ高松市郊外へ移転した。
駐車場はソコソコある
行列は、比較的短め?
あっ、るみばあちゃんだ。本名は池上瑠美子さんね。お客さんに声をかけられ、話しています。すっかり客寄せパンダに見えるかも知れませんが・・・
自らうどんを打って、リヤカーでうどんを売り歩いていた苦労人である。数年前までは、自らうどんを打っていたという。
そろそろ列の前のほうまで進んで来た
説明の看板である。
しょうゆうどんなら、おすすめは冷(ひや)だ。ゆがいたうどんを水で締めたもの。
かけうどんなら、やっぱり冷だ。水で締めたうどんに、熱いダシをかけるのだが、ダシはすこし冷めてしまう、ぬるめのうどんだ。湯通ししないから、コシがあるし、熱くないから食べやすい。しっかし、こんな温度帯の料理は、珍しいと思う。
ここで、運命の分かれ道。釜あげと、それ以外に別れている。なぜなら、ゆでたての釜あげは、ゆで上がるまで、10分以上待たなければならないのに対して、 それ以外のうどん・・・例えば代表的なかけうどんは、あらかじめゆがいて水しめを行い、すだれの上で玉状に水を切った「うどん玉」を、客の注文に応じてゆでるのだから、作り置きがあれば、すぐに出来上がる分、客の回転もいい。
店の奥に進むと・・・
うどんを打つ場所が見える
延ばしたうどんと、うどん棒
延ばす前のうどん 踏んだ後ね
新聞記事が貼ってある
久本雅美とのツーショット写真も飾ってあった。待ち時間もヒマにさせない。
そろそろゆで上がった様子
トレイ一杯になりました。お待たせ。
むむっ、来たな〜
ねぎは店側で乗せてくれるので、ねぎだくは出来ない。
食べるところへ移動しよう
つづく・・・?

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